9/10_SUN. "テンプルマーケット at 妙唱寺参道" 振り返り


テンプルマーケットを終えて思う事など

 2022年9月にヤマサ味噌跡地の解体現場のバリケード前で開催した謎イベント"バリケードマーケット"の続編。今回は嘉右衛門町の裏パワースポット、周辺は住宅街、コンクリートのブロック塀で囲まれた裏路地。アングラ感漂う雰囲気抜群の妙唱寺の参道をお借りして2023年9/10(日)に無事終了しました。基本的に過去を振り返るのとか苦手な性格だし、そもそもあまり好きではないけど、今後の為にも備忘録として記しておきます。(忘れちゃうしねw)

text : shiro kojima (kawarakidake)
photo : masato takahashi

 イベントやポップアップをやっていつも思うのはお客さんが来てくれるかが本当に心配で、これで人来なかったらもうブランドさんなんか呼べないよなとか、来てくれた方々や地元の方々が、がっかりしたら凹むだろなーとか色々考えることがあって、イベント直前まで正直不安だらけ。でも蓋をあけてみたら、オープン前から並びの方々もいたり! 各ブランドや出店者さん、それぞれ刺激的で面白いギアやアイテムや展示がされていて、お客さんも出展者が上下とかなく、同じ目線で、コミュニケーションをとって買い物やおしゃべりしているのをみて、やっぱりやってよかったなと心底思いました。

 所謂アウトドアやガレージブランドのイベント、僕も行っていたし、今でも行ける時は行きます。そこではブランドやショップが中心でそれはそれで楽しくてスゲーっていつも思うけど、今の瓦奇岳には到底その規模感やテンションでイベントなど(資金含め)できるわけもなく......。ウチがやるならギアや山好きの方やMYOGやってるひと、近所のおっちゃんおばちゃん、DJ、ビール好き、犬の散歩でたまたま通った人、好き者や何か新しい事や面白い事にチャレンジしている人が一緒に楽しめる空間。出店してくれた方々と来てくれた方が同じ目線で対等にごちゃ混ぜになるほうが刺激的で、その人のキャラが出て、何を売ってるかよくわからない感じがリアルイベントならではで面白いのかなと。イベント終了後とある出店してくれた方から「薄暗くて、蚊がたくさんいて、蒸し暑くて、ボリビアの泥棒市みたいで良かったです」とか「何を売ってるのかよくわからなかったけど、ちっちゃい袋が買い物に便利そうだから値切って買ったわよ」と近所のおばちゃんに褒め言葉をいただき嬉しかった笑

 店舗前では今回初参加してくれた宇都宮のレコード屋さん、スノーキーのDJチームが嘉右衛門町や例幣使街道の雰囲気に合わせてDJをしてくれたり、栃木ハイカーでシャインマスカットを趣味でつくってる変人(褒め言葉)、Mr.オガワのシャインマスカットをウチの息子が販売したりとw 終始賑わっていました。地元の方や音好き、妙唱寺の住職さんからもなぜか僕がお褒めの言葉をいただくというw 心のなかでガッツポーズしてました。

 次回は来年。まだ未定ですが、改善点はまだまだ沢山あるし、だけどちゃんとしたイベントっぽくはならないしするつもりもそもそも無いけど、もう少し出店者さんは増えたらいいな。スペース的にギリギリか、だけど増やしますw 栃木含め北関東にはまだまだ沢山面白い人やショップ、ブランドもあるしってことで、また来年多分この場所でやるので乞うご期待ということで。

 最後になりますが、妙唱寺参道に買い物や遊びに来ていただいた方々、出店してくれた方々、スノーキーチーム、蔵フト麦酒ウォークの関係者の方々、設営からなにから手伝ってくれた友人たちと家族にありがとうとココに記しておきます。