SAMAYA "RADICAL1" + "FOOTPRINT"

全面にDyneemaを使用した自立式シングルウォール。不要なものを削ぎ落とし、アンダー700gを実現したSAMAYAらしい妥協なき4シーズンテント。

RADICAL1は、高所環境でアルパインクライミング用として耐候性を維持したまま軽量化に特化し 694g(本体・ポール・ペグ)を実現しました。超軽量でコンパクト、よりハードな使用に耐えうるテントを実現するためにウォールもボトムも軽量で摩耗強度の高いDyneema素材を採用。ウォールには軽量かつ高い通気性と耐水圧20,000mmを両立したダイニーマコンポジットファブリックとePTFEメンブレンをラミネートした素材を採用。フロアには耐摩耗と引っ張り強度の高いDCFを使用。こちらも耐水圧20,000mm。メインファブリックだけでなく、ポールはカーボンポールを採用し付属のダイニーマガイラインもチタンリングを介して流動分散させる等、妥協のない作り込みになっています。こちらは専用フットプリントとのセット販売になります。

- 重量: 694 g (実測) (本体460g・ポール210g・ペグ24g)
- サイズ: 高さ900 mm x 幅2000 mm x 奥行き700 mm
- 本体収納サイズ: 100 mm x 270 mm
- ポール収納サイズ: 100 mm x 270 mm
- フロア耐水圧: 20,000 mm
- 本体耐水圧: 20,000 mm
- 本体透湿性: 40,000 g/m2/24h

【Material】
- フロア: Dyneema® Composite Fabric 34 g/m²
- 本体: 2-layer laminated Dyneema® fabric - ePTFE membrane
Air vents: Water-repellent, adjustable Aquaguard® YKK® zip
エントランス: Aquaguard® YKK® zip and Dyneema® flap
フロアコーナー: Cordura® and Dyneema® 補強
- ポール: EASTON Carbon ION pole
- ガイライン: Dyneema® コア 外皮ポリエステル

付属品
- ガイライン(自在付き): ダイニーマコア・ナイロン x 4本(プリセット済み)
- ペグ: SwissPiranha製プラスチックペグ(BF90（3g) x 8
- 修理キット
ガイラインライン1本、リングパーツ1個、自在パーツ2個、ジッパープル用細引き、ダイニーマ生地9cm x 9cm 3枚(生地は裏面をドライヤーで熱して貼ります)
※ポールリペアチューブは同梱していません

【専用フットプリント】
- 素材: 100% Nylon 66 High Tenacity 30D
- 重量: 95 g
- サイズ: 2,000 mm x 700 mm
- 耐水圧：3,000 mm
- フロアエリア：1.4 ㎡

KAWARAKI VOICE：
先日行った八ヶ岳縦走で実際に試してきましたが、このテントの防水性は凄まじいです。その日は夕方のテント設営時には雨は降っていなかったのですが、夕飯後からバッタバタの大雨。気にせず寝ていましたが、ふと深夜目が覚めるとバスタブの下からチャプチャプと音が聞こえます。確認すると雨がバスタブの下にも回り込みウォーターベッド状態に笑。外を確認するとテン場の水捌けも悪くRADICAL1の周囲を囲むように深さ3cmくらいの大きな水たまりになっておりました。そんな酷い状況でもバスタブ部分に浸水は一切無く完全防水のスペックを身をもって体験。フルシーム処理もされており、透湿性40,000g/m2/24h、耐水圧20,000mmはもはや無敵と言っても良いのでは。アルプスの稜線など、爆風の状況でも建てられる、自立式の安心感はやっぱり代え難いものがあります。価格帯もスペックもハイエンドなテントで、いつかはクラウンじゃないですが、いつかはSAMAYA。長く大切に使いたいと思う、そんなテントであるのは間違い無いです。